小林 李奈 さん

少人数制だから学べた服作りへの細かな心遣い

なぜMfacに入学しようと思ったのですか？

目白ファッション＆アートカレッジへの入学は、高校3年生の夏ごろには決めていました。
他の学校のファッションショーや体験入学にも参加したのですが、MEJIROのリアルクローズ作り、という考え方に惹かれました。

洋服作り＝アート、という考えの学校が多い中、アートの要素も取り入れつつ、実際に着れる服を学べるのが大きかったです。
自分が着たいものを作れる、とワクワクしました。

入学後の雰囲気や授業はどうですか？

ファッションクリエイト科に入学し、1・2年生時は焦ってばかりいました。
同級生にできる子がたくさんいて、3年生（アパレル産業科）に進学したことで、ゆっくりと自分が作りたいもの、学びたいものに向き合えた気がします。

より専門的な実技や実習が多く、特別講師の授業はどれも刺激的でした。
デザインのアプローチや考え方はもちろん、裁縫技術を間近で見られるのはとても良い経験になりました。

現在はどのようなお仕事をしているのですか？

クレヨンに入社して、販売員を経て、デザイナーになりました。
MD(マーチャンダイザー)が枠組みした中でデザインを提案し、OKが出たらサンプルを作成。そのサンプルを調整して商品化、というのが今の仕事の大まかな流れです。
自分がデザインした商品が売れればとっても嬉しいし、逆に売れなかったら落ち込んでしまいます。
ただ、そういった経験ができるのもデザイナーという仕事の魅力だと思います。
今後はコートなどの重衣料を手がけ、シャツやスカート、アウターまですべての商品をデザインしたいです。